この記事では、アメリカのレストランでのコミュニケーションの流れを見ていきます。
旅行時の英会話は、純粋な言語能力というよりも、シチュエーション毎にどのような会話が起きるかをあらかじめ把握しておくことがカギです。
具体的な会話例のスクリプトも出しますが、この会話を丸々覚えるというよりは、
- 各シチュエーション別にどんな会話が発生するか
- どのような単語が聞き取れればよいか
- こちらからはどのようなことが言えればよいか
といった点を重点的におさえると役に立つのではないかと思います。
会話例の中で、聞き取るべき単語は赤字で、言うべきフレーズは青字、中でも最低限おさえるべき部分を青太字で表示しています。
なお、会話例には必要最低限の会話だけでなく、発生する可能性が高い会話パターンは極力盛り込むようにしています。実際の会話はもっとシンプルに終わることの方が多いので安心してください。
レストランでのコミュニケーションに不安がある方はぜひ参考にしてみてください!
入店時
まずは、入店時の会話例について、予約がある場合とない場合で2パターン見てみましょう。
予約がある場合
予約をしている場合は比較的シンプルです。
シチュエーション:予約しているレストランへの入店
コミュニケーションの流れ:予約している旨と名前を伝える → 予約内容を確認する → 座席の好みの確認(任意)
Host : Hello. How are you doing?
You : Doing well. We have a reservation at 7 PM.
Host : Welcome. May I have your name?
You : [あなたの名字].
Host : Could you spell that for me?
You : [名字をローマ字で読み上げる]
Host : Thank you. 2 people / party of 2, 7 PM, right?
You : Yes.
Host : Do you have any seating preference?
You : A regular table is fine. / Anywhere is fine.
Host : All right, please follow me. Here is your table. Enjoy.
You : Thank you.
日本語訳はこちら
受付 : いらっしゃいませ。
あなた : こんにちは。7時に予約をしております。
受付 : お名前をうかがってもよろしいでしょうか?
あなた : [あなたの名字]
受付 : スペルをお願いします。
あなた : [名字をローマ字で読み上げる]
受付 : ありがとうございます。7時から2名様ですね。
あなた : はい。
受付 : 座席のお好みはありますか?
あなた : 普通のテーブルで大丈夫です。 / どこでも大丈夫です。
受付 : それではご案内します。こちらです。どうぞごゆっくり。
あなた : ありがとうございます。
基本的には予約がある旨と名前を伝えるだけで問題ありません。
ファーストネーム呼びが好まれるアメリカですが、予約の名前を聞かれた場合は名字(ラストネーム)を通常伝えます。アメリカ人にとって日本人の名字は聞き馴染みがなく、「スペルを教えてくれ」と言われる場合もたまにあります。例えば、「ワタナベ」であれば「W-A-T-A-N-A-B-E」のように伝えましょう。
また、店が空いている時であれば、座席の好みを聞かれることがあります。大体以下のような選択肢が多いですが、困ったら「Anywhere is fine.」と答えればよいです。
- inside / outside : 屋内か屋外か、屋外はpatioと言われることも
- high-top / low-top : 高い座席・低い座席
- booth : ボックス席



予約をしていない場合
予約をしていない場合の流れは以下のような感じです。
シチュエーション:予約していないレストランへの入店
コミュニケーションの流れ:人数を伝える → 満席であれば待ち時間を聞く → 待つ旨を伝える
Host : Hello. How are you doing?
You : I’m doing well. Two people. / Do you have a table for two?
Host : Do you have a reservation? / Just walk-in?
You : No.
Host : Sorry, we only have bar seating available right now.
You : We’d prefer a table. How long is the wait?
Host : It’s gonna be about 30 minutes.
You : Okay, we’ll wait.
Host : May I have your name?
You : [あなたの名前]
Host : We’ll call your name when your table is ready.
日本語訳はこちら
受付 : いらっしゃいませ。こんにちは。
あなた : こんにちは。2名です。
受付 : ご予約はされていますか?
あなた : いいえ。
受付 : すみません。ただいまバーカウンターしか空いてる席がございません。
あなた : テーブル席がいいです。どれぐらい待ちますか?
受付 : 30分ぐらいかと。
あなた : わかりました、それでは待ちたいと思います。
受付 : お名前をいただけますか?
あなた : [あなたの名字]
受付 : お席の準備ができ次第お呼びいたします。
予約をしていない場合、人数を伝えて席が空いていればよいですが、満席の場合は待ち時間を聞いて判断する形となります。待ち時間の聞き方は、「How long is the wait?」がシンプルで覚えやすいでしょう。
この例では待つことにしていますが、待たない場合は「Okay, thanks.」と言ってそのまま店を出て問題ありません。「We’ll check somewhere else.」と一言添えるとより丁寧です。
また、レストランによってはバーカウンターが併設されている場合もあります。レストラン併設のバーであれば食事も普通のテーブルと同様にできることが多いですが、確認する場合は、「Is the full menu available at the bar?」と聞きましょう。
なお、「Please wait to be seated」という表示もよくみかけますが、これは、「席を案内するまで待っていてください」という意味です。「好きな席に座って待っていてください」という意味ではないので注意しましょう。
通常のテーブルが満席でバーカウンターを選択する場合、テーブルが空き次第移動するかどうかを聞かれることもあります。
着席後
テーブルに着席したらサーバーが来るのを待ちましょう。メニューが置いてない場合もありますが、通常サーバーが持ってきますので安心しましょう。
シチュエーション:レストランで着席した後
コミュニケーションの流れ:サーバーと簡単な挨拶 → メニューの説明 → 飲み物の注文
Server : Hi, how are you today?
You : Good, thanks.
Server : My name is Alex. I’ll be taking care of you today.
Have you guys been here before? / Is this your first time dining with us?
You : This is our first time here.
Server : Great! Let me give you a quick overview of our menu.
Our most popular dishes are the steak and the pasta.
Also, I’d recommend the grilled king salmon.
You : Sounds good.
Server : Can I get you something to drink?
You : Water, please.
Server : Still or sparkling?
You : Still water, please.
Server : All right. I’ll be right back.
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店員 : こんにちは。
あなた : こんにちは。
店員 : 本日こちらのお席を担当します、アレックスです。
当店にご来店いただくのは初めてでしょうか?
あなた : 今回が初めてです。
店員 : ご来店ありがとうございます。メニューの概要を説明します。
一番人気のメニューはステーキとパスタです。
また、キングサーモンのグリルもオススメです。
あなた : おいしそうですね。
店員 : なにかお飲み物はいかがでしょうか。
あなた : 水をお願いします。
店員 : 普通の水か炭酸水がありますが。
あなた : 普通の水でお願いします。
店員 : かしこまりました。今すぐお持ちします。
アメリカのレストランではサーバーが自分の名前を伝えることが一般的です。サーバーの名前を覚える必要もこちらが名乗る必要もないので安心してください。
また、初来店かを聞かれることもちょくちょくあります。初来店の場合はレストラン自体の説明や、よく注文されるメニュー、看板メニューなど説明してくれます。聞き取れなくても特に問題はありません。
水については、「sparkling / 炭酸水」に対して炭酸でない普通の水を「still」と表現します。他にも、「bottled」はボトル入り、「tap」は水道水を表します。厳密には、レストランで出される「tap water」は、フィルターを通したり、レモンを加えたりと、飲用に調整されているのが普通です。
「sparkling」や「bottled」が有料なのに対し、「still」はほぼ無料と思ってよいですが、「still」を頼んで「bottled」が出てくる可能性もゼロではありません。確実に無料の水を頼みたい場合は「tap water」と伝えましょう。
水以外の定番のソフトドリンクとしては以下のようなものがあります。
- コーラ:Coke
- ダイエットコーラ:Diet Coke
- レモネード:lemonade
- ジンジャーエール:ginger ale
- スプライト:Sprite
- アイスティー(無糖):unsweetened iced tea
- アイスティー(加糖):sweetened iced tea
- オレンジ / リンゴジュース:orange / apple juice
上記のソフトドリンクはどこのレストランでも置いてあることが多いので「Do you have Coke?(コーラはありますか?)」といきなり聞いてしまってもよいでしょう。
コーラを頼みたい時は、「cola」ではなく「Coke(コーク)」というのが普通です。ただ、紛らわしいことに元々「Coke」はコカ・コーラの愛称です。そのため、「Coke」を注文すると「ペプシでもいい?」と聞かれることがあります。私としてはどっちでもいいので、無駄なやりとりだなぁ・・・と毎回思います。
注文
次に注文の流れを見てみましょう。あらゆるケースを想定して長めのスクリプトになっていますが、注文を伝えるだけで済むことが大半です。
シチュエーション:食事の注文
コミュニケーションの流れ:注文を聞かれる → 待ってもらう → 注文をする
Server : Do you have any questions, or are you ready to order?
You : We are still deciding. / We need a few more minutes.
Server : No problem. Please take your time. I’ll be back in a few minutes.
(注文が決まった後)
You : Excuse me. We are ready to order.
Server : Great. What can I get for you?
You : Can we have two Lagunitas IPAs, please?
Server : May I see your IDs?
You : Here you go. (パスポートの生年月日欄を見せる)
Server: Thank you. On draft or bottle?
You : Draft, please.
Server : Sure.
You : And the grilled king salmon and the filet mignon steak.
Server : How would you like the steak cooked?
You : Medium rare.
Server : What sides would you like?
You : Mashed potatoes and grilled broccoli, please.
Server : All right.
You : And we’ll have raw oysters as an appetizer.
Server : Sorry, we don’t have oysters today. / we’re out of oysters today.
You : Do you have any recommendations for an appetizer? /
What would you recommend for an appetizer?
Server : Our grilled romaine Caesar salad is our signature.
You : Is that good for two?
Server : Yes, it’s served in this size bowl. I think it’s perfect for two.
You : Okay, we’ll have one.
Server : Would you like any protein on your salad?
You : Chicken, please.
Server : Anything else?
You : No, that’s all. / that’s it.
Server : Do you have any allergies or dietary restrictions?
You : I have a shellfish allergy. / I’m allergic to shellfish.
/ No allergies, but I don’t like shellfish.
Server : Your dishes don’t contain shellfish, so you should be fine.
I’ll let the kitchen know just to be safe.
You : Thank you so much.
Server : Do you want everything to come out as it’s ready?
You : As they’re ready is fine.
Server : Perfect. I’ll be back with your food shortly.
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店員 : 何か質問はありますか?ご注文はお決まりですか?
あなた : まだ決めている最中です。 / もう少し待ってください。
店員 : 承知しました。また後程おうかがいします。
(注文が決まった後)
あなた : すみません、注文いいですか。
店員 : はい、ご注文おうかがいします。
あなた : ラグニタスIPAを2つお願いします。
店員 : IDを確認させてください。
あなた : どうぞ。(パスポートの生年月日欄を見せる)
店員 : ありがとうございます。ドラフトとボトルがございますが。
あなた : ドラフトでお願いします。
店員 : かしこまりました。
あなた : あと、サーモンのグリルとフィレミニョンのステーキを。
店員 : 焼き加減はどうしましょうか?
あなた : ミディアムレアで。
店員 : 付け合わせは何にしましょうか?
あなた : マッシュポテトとブロッコリーでお願いします。
店員 : かしこまりました。
あなた : あと、前菜で生ガキをお願いします。
店員 : すみません。
本日はカキのご用意がございません。 / 本日はカキは品切れでして。
あなた : 何か前菜でオススメはありますか?
店員 : シーザーサラダはウチの看板メニューです。
あなた : 2人で分けるのにちょうどいいですか?
店員 : はい、2人分にちょうどよいかと。
あなた : わかりました、それではそれもお願いします。
店員 : サラダにトッピングのお肉はいかがですか?
あなた : 鶏肉でお願いします。
店員 : 他に何かございますか?
あなた : いえ、以上です。
店員 : アレルギーや食べられないものはございますか?
あなた : 甲殻類アレルギーです。 / アレルギーはありませんが、甲殻類が苦手です。
店員 : ご注文の料理には甲殻類は入っていないので大丈夫かと思いますが、
調理担当にも念のため伝えておきます。
あなた : ありがとうございます。
店員 : お料理はご用意できたものからお持ちしてよろしいでしょうか?
あなた : できあがったものからで構いません。
店員 : かしこまりました。ご準備しますので少々お待ちください。
このスクリプトでは、以下のような流れで会話が進みます。
- 注文を待ってもらう
- 飲み物を注文する(年齢確認が入ることあり)
- メイン料理を注文する
- 焼き加減やサイドを聞かれる
- 前菜が品切れで、他のオススメを聞く
- トッピングを指定する
- 注文を完了する
- アレルギーや提供順を確認される
注文の基本表現
注文時の表現は「Can I have ~」が一番シンプルで言いやすいかと思います。一方で、もう少し丁寧に言いたければ「Could I have ~」に置き換えるとよいでしょう。どちらを使っても違和感はありません。他にも「I’ll have ~」や「I’d like ~」、前菜や最初の一杯では「I’ll start with ~」も使えます。
お酒の注文
お酒を注文するとIDの提示を求められることがあります。その場合は、パスポートを見せるようにしましょう。日本人は若く見られがちですので、お酒を飲む時は常にパスポートを持参しましょう。なお、スーパーでお酒を購入する際は、見た目に関係なくIDの提示を求められることが多いです。
ビールは、日本だと「とりあえず生」で注文できることが多いですが、アメリカであれば銘柄を指定するのが普通です。メニューを確認するようにしましょう。生ビールは「draft」、缶であれば「can」、ビンであれば「bottled」です。
料理に関するオプション
ステーキを注文すると、ほぼ間違いなく焼き加減を聞かれます。好きな焼き加減を選べばよいですが、アメリカではミディアムレアが人気なようです。他にもハンバーガーのパティについても焼き加減を聞かれることがあります。
上質な肉をウェルダンにするのは微妙という風潮がアメリカだとあるようです。実際、一部のステーキ屋ではミディアムやミディアムレアを勧めています。もちろん、自分の好きな焼き加減を選択してまったく問題ないですが、特にこだわりがなければ店オススメの焼き加減で焼いてもらうのがよいでしょう。
メイン料理には付け合わせ(side)がつくことも多いです。「メイン料理にはサイドが2品つく」、「サイドはこの中から選ぶ」などメニューをきちんと読めば記載されていることがほとんどです。会話に自信がない人は事前に確認するようにしましょう。
他にも、サラダやパスタのトッピングとして肉やシーフードを選ぶ際は、「protein(プロテイン)」という単語が使われることが多いです。この場合は、料理に追加する肉や魚介類を指しています。選択肢はメニューに書いてあることが多いですが、代表的なものは以下の通りです。
- 鶏肉:chicken(チキン)
- 豚肉:pork(ポーク)
- 七面鳥:turkey(ターキー)
- エビ:shrimp(シュリンプ)
- サケ:salmon(サーモン)
サラダのドレッシングについては、メニューに選択肢が書いていない場合もあります。もちろん、店員に聞けば何があるのか教えてもらえますが、そもそもどんなものなのかを知らないと、何を選べばいいか判断できないでしょう。
以下の記事で定番のドレッシングやディップを解説していますので、あわせてご確認ください。
アメリカのレストランで使われる料理名・食材の英語|メニュー読解ガイド
個人的には、アメリカではどこの店にも置いてあるぐらい定番で、かつ日本ではあまり見かけないランチ(ranch)ドレッシングがオススメです。さっぱり系がよければビネグレット(vinaigrette)がよいでしょう。
品切れ時の対応と量の確認
注文しようとして「Sorry, ~」と返されたら、大抵はその品がないということです。その際は、サーバーにオススメを聞いてみるのもよいでしょう。
アメリカだとサーバーにオススメを聞くのはかなり一般的です。また、「signature」とは「署名」という意味ですが、この文脈では「その店を代表する、名物の」といった意味です。
分量を聞きたい場合は、「How large / big is the portion?」とも聞けますが、料理次第で説明の仕方が変わるので、「Is that good for (人数)?」の方が聞き方としてはシンプルです。
また、「good」を「enough」に置き換えれば「足りるかどうか」、「too much」に置き換えれば「多すぎるかどうか」を確認できます。まとめて「Is that enough for two, or too much?」と聞くとより確実です。
アレルギー・食事制限の伝え方
アレルギーや宗教・思想・信条で食べられない食べ物については、サーバーから聞いてくれることもありますが、こちらから積極的に申告するようにしましょう。
ただ、アメリカの方が文化的に多様で、ビーガンや宗教による食べ物のタブーが珍しくないため、日本よりも対応に慣れている印象です。特に、ビーガン用のメニューは、元々用意されていることも珍しくありません。
料理の提供順についての確認
特に前菜とメインをまとめて頼んだ場合、前菜から順番に持ってくるか、用意できた順に持ってくるかを聞かれることがあります。長く待たされる可能性があるため、用意できた順に持ってきてもらう方が無難でしょう。
なお、前菜から順番に持ってきてほしい場合は、「We’d like the appetizer first, please. / 前菜を先にお願いします。」と伝えましょう。
配膳時
シチュエーション:料理の配膳と追加注文
コミュニケーションの流れ:配膳 → 飲み物のおかわりを注文 → 取り皿を注文
Server : Here you are.
This is the grilled king salmon, and the filet mignon cooked medium rare.
You : Thank you.
Server : Everything looks okay?
You : Can I have another beer, please?
Server : Another Lagunitas?
You : Yes, the same one.
Server : Sure, of course.
You : And, two extra plates?
Server : No problem, I’ll be right back.
日本語訳はこちら
店員:お待たせしました。
キングサーモンのグリルとフィレミニョンステーキのミディアムレアです。
あなた:ありがとうございます。
店員:ご注文の品はすべてお揃いですか?
あなた:ビールをもう一杯お願いします。
店員:ラグニタスをもう一杯ですね?
あなた:はい、同じもので。
店員:はい、かしこまりました。
あなた:あと、取り皿を2枚いただけますか?
店員:かしこまりました。すぐにお持ちします。
配膳時は料理が運ばれてくるだけなので会話で困ることはあまりないと思います。
「Everything looks okay?」や「Is everything okay?」は、「注文はすべてお揃いですか?」とか「追加注文はありませんか?」のような定型句なので、特になければ、「Yes, looks good.」と返せば問題ありません。追加注文などあればこのタイミングで伝えましょう。
飲み物のおかわりですが、「another」という表現が使えます。「another beer」や、より汎用的に「another one」と言ってもいいでしょう。その場合、注文内容を確認するために、具体的な商品名で確認されたり、「the same one? / 同じもの?」と聞かれることもあります。
取り皿については「plate(s)」や、「追加の」というニュアンスを足して「extra plates」と表現します。「皿」というと「dish」も思い浮かびますが、dishは料理がのっているお皿なのでここでは不自然です。
枚数は具体的に指定してしまうのが手っ取り早いですが、「a couple of」や「a few」で「数枚」と伝えることも可能です。
食事中
シチュエーション:食事中のやり取り
コミュニケーションの流れ:食事に問題がないか確認 → お皿を下げていいか確認
Server : Is everything okay?
You : Yes, all good, thanks.
Server : May I take this plate?
You : I’m still working on it.
Server : Sure. Can I get you a refill of water?
You : Yes, please.
日本語訳はこちら
店員:お食事はいかがでしょうか?
あなた:はい、問題ありません、どうも。
店員:こちらのお皿はお下げしてもよろしいですか?
あなた:まだ食べています。
店員:失礼しました。お水のおかわりはいかがですか?
あなた:はい、お願いします。
アメリカのレストランでは、料理が一通り来てしばらくすると、「Is everything okay / good?」のように聞かれます。
追加注文や要望があればこのタイミングで言います。特になければ、形式上は「料理の味はいかがですか?問題ないですか?」という質問なので、「good」や「great」と返しましょう。なお、「fine」は「大丈夫、問題ない」というニュアンスなので、味や満足度を聞かれている場面ではややそっけなく聞こえるかもしれません。
アメリカのレストランだと、多少お皿に料理が残っていても食べ終わったとみなされてサーバーに下げられそうになることも多いです。その場合は「(I’m) still working (on it)」と言えばそのままにしてくれます。
水など無料で注いでくれる飲み物のおかわりは「refill」といいます。アメリカのカジュアルなレストランではソフトドリンクのおかわりが無料な場合が多いです。もし店員からおかわりがいるか聞かれた場合は無料な可能性が高いです。もし確認する場合は「Are refills free?」と聞きましょう。なお、カンやボトルに入ったドリンクは有料なのが普通です。
食事後
シチュエーション:食事が終わり会計をする
コミュニケーションの流れ:デザートを勧められる → 会計をする
Server : Would you like some dessert?
You : We are good for today. Can we have two boxes?
Server : Sure.
You : And, check, please?
Server : Separate or together?
You : Together.
Server : All right, I’ll be right back shortly.
(チェックが来たら内容を確認し、カードか現金をサーバーに渡す)
(サーバーがレシートを持ってくる)
Server : Thank you, guys. Have a good rest of the day!
You : Thanks, you too!
(レシートにチップの額を記入し署名して退店する)
日本語の内容はこちら
店員:デザートはいかがですか?
あなた:今日は大丈夫です。(食事持ち帰り用の)箱を2ついただけますか?
店員:かしこまりました。
あなた:あと、会計もお願いします。
店員:個別会計かまとめてか、どちらにしますか?
あなた:まとめてで。
店員:かしこまりました。すぐに伝票お持ちします。
(チェックが来たら内容を確認し、カードか現金をサーバーに渡す)
(サーバーがレシートを持ってくる)
店員:ありがとうございました。よい一日を!
あなた:ありがとうございます!
(レシートにチップの額を記入し署名して退店する)
会計時の流れやチップについては以下の記事で詳しく解説しています。
アメリカのレストランでの会計の仕方|支払いの流れとチップについて
食事の持ち帰りについては、「アメリカのレストランの基本」の該当箇所で解説しています。
食事が済むと、デザートやコーヒーを勧められることもよくあります。特に不要であれば、このタイミングで会計をお願いしてしまうのがスムーズです。
会計をお願いする時は「check, please.」です。これはお馴染みのフレーズでしょう。「check」自体は会計伝票のことを指します。
複数人いる場合、各人個別会計にするか一括会計にするか選べることが多いです。前者を「separate」、後者を「together」といいます。大人数や忙しい時間帯はtogetherのみという場合もあります。
サーバーにカードや現金を一旦渡してレシートが返ってきたら、店とのコミュニケーションはこれで終了です。挨拶としては「Have a good ~」と言われることが多いので、「Thanks, you too.」と返しましょう。
最後に、レシートにチップの額や署名を記入します。サーバーの主な収入源はチップなので、原則チップも支払うようにしましょう。ここまで完了したら、そのまま退店して大丈夫です。
まとめ
この記事では、アメリカのレストランでのコミュニケーションの流れを見てきました。
レストランでの流れ自体は日本と大きく変わりませんが、何を聞かれるのか、どのタイミングでやり取りが発生するのかといった点には、アメリカならではの文化や慣習が見られます。
あらかじめ各シチュエーションで起こりがちな会話がわかっていれば、「今何について聞かれているのか」を察せるようになり、英語が完璧でなくても落ち着いて対応しやすくなることでしょう。
すべての内容を一度に覚えるのが大変な場合は、まずは注文や会計など重要な場面の流れを優先しておさえましょう。それだけでも、レストランでの安心感は大きく変わってくるはずです。
本記事がアメリカのレストランでのスムーズなコミュニケーションの助けになれば幸いです!


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